黄色マークの茎が前年の茎。
この茎葉を木材腐朽菌が分解し、新芽の養分になる。
これを毎年繰り返す・・・・再生循環・・・永年の緑化が完成する。
野たてソーラーの雑草防止は、菌根イソギクが唯一の植物で、
九州から北海道まで栽植科のである。
菌根イソギクの越冬の生態
積雪のない場所
冬でも葉が枯れない。春まで常緑状態。
積雪する場所 左写真参照 桜開花ごろの状態
雪の中で冬を越すので、地上部は枯れる。雪解け時には地上部は
枯れた状態 になる。
地下部、茎元は枯れないので、桜が満開になるころから、冬至芽及び、
茎元から多数の新芽を出す。
8年後の状態
ここまで大きな株になる。
ほかの雑草が生える余地がない!
3年目11月
冬至芽が多数発生した状態。
この冬至芽と茎から出る芽で、地面をカバーするようになる。
この特性で一度植えれば20年、30年、50年・・・
緑化を維持継続可能である。
早春の3月頃
前年の茎の基部から多数の新芽が発生した状態。
2年目の夏には一挙の大きな群生した株になり、
緑化は完成する。
下の写真のように繁茂する。
菌根イソギクは耐寒性が強く、
強い霜、雪が降るエリアでも緑化ができる。
写真は山形の12月の強い霜に中で生きる
菌根イソギクの冬至芽。
1 茎から発生した新芽(冬至芽とは言わない)
2 地下に茎を伸ばしタケノコのように離れたところから
芽を出す冬至芽。
3 茎。
菌根イソギクの茎は「木質化」した固い木のようになる。
この性質で寒さに耐えられるように進化した。
3
2
1
10月下旬から2月の状態
菌根イソギクは短日性植物で、沖縄を除く日本全国で、
10月下旬から開花を始め、2月頃まで咲き続ける。
積雪地帯では、根雪になるまで咲き続ける。
10月下旬ころには、茎の基部には、来年の芽を見ることができる。
離れた場所に冬至芽もみられる。
9月の状態
4月、5月の状態
菌根イソギク緑化
1年目の秋から春の状態
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